SYDNEY旅行記 5日目(前編)
さて、旅行記5日目に入る前に
<ロックプール>のMenuを公開!
テイスティングメニューというコースの中で
9品のコースを選びました(料理の種類が一番多い)
左が料理、それに合わせたワインが右(出てきた順番)
Tasting Menu Wine
Sterling caviar on prawn toast NV Le Brun Servenay Grand Cru Blanc de Blancs
Ortiz "family reserve" salted anchovy with tomato confit on toast Avize,Champagne,France
Yellowfin tuna with ginger, soy and yuzu jelly
カナッペ3種は味がしっかりして小さいけれど美味!ゆずはホンノリ・・・ シャンパンはお代わりが欲しかった(微笑)
Mussel and saffron broth with garlic cream 2009 Go-Shu Nama Genshu Undiluted Fresh Sake
Sydney,New South Wales
ムール貝の姿も見たかった!って感じでしたがコクのある美味しいスープ♪ 日本酒と期待して飲んだらガックリ・・・
ちょっとだけトムヤムクンっぽい酸味と辛味もあり 味が良ければお土産候補だったのですが・・・
Salad of lobster and various tomato flavours inspiered 2005 Schloss Vollrads Halbtrocken Riesling
by Heston Blumenthal Rheingau,Germany
とっても上品少量のサラダ・・・物足りない~ロブスターはどこー?(苦笑) 私たちには酸味が強かった感あり
もちろんフレッシュ野菜で文句なしに美味しいですよ
Seared scallop with stir fried southern calamari, 2005 Pepper Tree ‘Grand Reserve’ Semillon
smoked bacon and squid ink noodles Hunter Valley,New South Walrs
コックリ味のイカ墨カッペリーニは素麺のようにススッと食べて満足♪ こちらも酸味が勝った軽めのワイン
次回はランチで単品で頼みたいかも?お気に入り
Pan fried bar rockcod fillet with intense tomato, eggplant caviar, 2006 Beni di Batasiolo Gavi di Gavi Granee
zucchini sauce, basil oil and baked tomato cream Piemonte,Italy
たらのステーキは脂が乗っていてどちらのソースを絡めても最高~♪ 料理にピッタリ!お代わりくださーい♪
この2種のソースが家庭で作れたらいいのにな~(課題)
Seared quail with "60 degree" quail egg,pork and prawn pie 2004 The Cups Estate ‘Raimondo Reserve’ Pinot Noir
and red curry sauce Mornington Peninsula,Victoria
うーん、カレーっぽくなかったことだけは覚えてる(--;) 「この料理にこれ?」って印象・・・
☆そうそう!小さなタルト型のコックリマッタリ系でアジアンスパイシー 料理にくらべるとワインが軽かった気がする
Slow roast rangers valley 300 day grain fed beef short rib 2004 Yangarra ‘Cadenzia’ Grenache,Shiraz,Mourvedre
with chinese braised shiitake mushrooms and spring onion cake Mclaren Vale, South Australia
これは文句なしに美味しかった♪ でもソースが日本の照り焼き風で驚き! 重めのワイン登場!でもまだ渋みが足りない
Vanilla cream cup with cherries and rosewater granita 2007 Vietti Cascinetta Moscato D’Asti Piemonte,Italy
バラの香りのシャーベットはサッパリしていてお腹もスッキリ! 甘く過ぎなくてフレッシュでピッタリ合ってましたね
各種スパイスや香草の残味が一掃されました
Poached cherries with broken cheesecake and pistachio 2006 Michel Torino ‘Don David’ Torrontes
Cafayate Valley,Argentina
控えめな量で助かった~、このデザートはお気に入り(^^) まさしくコッテリ甘めのデザートワイン、いけてます
チーズ味控えめのベイクド風 (彼は「甘すぎる~~」と、苦しんでいましたが・・・)
Coffee and petits fours

小さなチョコやマシュマロが可愛かったけれど1個が限界!
あの~、残りをお土産に包んで欲しいのですが・・・とは言えなかった(苦笑)
ご覧のとおりかなりのボリューム
そして何といってもアルコールの量が半端じゃなくって
さすがに酔っ払いました~(^-^;)
器も凝っていて盛り付けもとってもアーティーだったから
全部の写真があれば良かったのだけれど・・・
カジュアルとは言えそれなりの客層で満席になっていたし
ギャルソンが多数いたものだから雰囲気を壊してもね~って我慢!
総評としてはかなりアジアンテイスト
食材だけでなく味付けがタイ風だったり中華風だったり和風だったり
そして塩加減は強めでした
でもさすが魚介類、お肉の美味しいことといったら
トレビア~ン

現地の人たちに人気があるのが良くわかりましたよ~☆
ただし、かなり斬新なスタイル・意表をついた味付けなので
日本人には???ちょっと???かも(微笑)
変化を楽しみたいとかサプライズを期待する人であれば大丈夫!
変わり者の私たち?は新しい料理が置かれるたびに
じっくり観察→料理法や調味料を推測
→家でも作れるかな~?。。。
あーでもない、こーでもないと討議しながら
「しっかし、この料理にこのワインを合わせるなんて面白いよね~」
「あまりに意表をついた味付けだから驚きを超えて感心しちゃうよね~」
そしてホテルに帰っても暫くの間は
「あー、なんて楽しいディナーだったんだろう」って思い出しては盛り上ってました(^^)
今回の旅行で一番の奮発どころでしたのでお会計はそれなりに・・・(微笑)
素敵な晩餐をありがとう~

そう・・・実は、6時からの予約でお店に一番乗りをした私たちに対して
「日本人はあまり好きじゃないんだけどな」って空気がそこかしこに漂っていたんです
それがクールな出迎え(苦笑)
でもオーダーした途端に見る目が変り「ほほー、ちゃんと料理を楽しみに来ている」的な?
そして終盤あたりでは好意的に見られていることを実感しました
「やるじゃない?ちゃんとワインを分かっているようだし、料理もじっくり観察し楽しんで食べている」?
さらに彼がお皿を下げに来たギャルソンに
「Great ! 」 「Wonderful ! 」など毎回感想を添えていたからかも?
だけど逆を言えばガイドブックを見て来店した日本人の多くが
マナーが良くなかったり横柄だったりで印象を悪くしていたのかも?知れませんが・・・
さて、ここからが旅行記5日目
オーストラリアの大自然に触れるべくブルーマウンテンズ国立公園に行きました
まずはカトゥーンバの街を抜けてエコーポイントからの眺め
いやー同じ景色を写してもこんなに違うものなんですね?(上2枚は携帯VGAサイズ、下がデジカメ)
ブルーマウンテンの名前の由来は見ての通りで全景(山々)がブルーだから
青く見える理由はユーカリの樹が発散する油分が太陽の光に反射するからなんだそうです
手前の3つ連なる奇岩はスリー・シスターズと呼ばれるもの
「ジャスミン渓谷に住む魔術師のティワンが怒り狂う魔王バニャップから3人の娘を守るために
魔法の骨を使って姉妹を岩に変えたという伝説が残るスリー・シスターズ。
自身はコトドリに変身して逃げ延びたが元に戻るために必要な骨を谷底に落としてしまったため
鳥の姿をした父親はいまでもスリー・シスターズの周りを飛びながら魔法の骨を探し続けているという」
確かに不思議な形をした岩ですよね?
それにしても青く広がる山々~ユーカリの原生林も雄大です
見てのとおりエコ・ーポイントです これには何て書いてあったっけ? この壁の中はトイレ(ポストだけでなくトイレも興味津々)
今回は「ジャックさんのツアー」に申し込んで早朝からマイクロバスで移動したのですが
久しく乗り物酔いをしていなかったため
すっかり油断して行きの車内で本を読んでいた私・・・
やっちゃいましたバス酔い(><)エコー・ポイントに着く早々トイレに駆け込み
しばらくそこから動けませんでした(苦笑)
幼い頃から苦しんできたことを思い出しつつ完治してなかったことを自覚
いやはや辛かった~~

国立公園の広大な眺めを堪能した後はロープウェイ乗り場へ移動
このシィーニック・スカイウェイは高さ270mの空中を渡るロープウェイ
ガラス張りの床からは眼下の眺望も楽しめます
せっせと撮影している後姿を写されてました~(^-^;)
スカイウェイを降りると次はトロッコに乗り換え!
シィーニック・レールウェイは最大傾斜52度で一気に谷を下る
急勾配のトロッコ列車(@@)
発車前はこんな感じで前席の人たちを写していましたが・・・
実際に座ると体が後ろに45度傾いた状態でしたが・・・ 急勾配ではちょうど良い!って? 檻がないと樹の枝が攻撃してきたでしょう
乗り心地はジェットコースターばりの凄いスピードでした!
スタートしてすぐに「まるで
インディージョーンズの世界だね~♪」

って言っていたら
直後にテーマ曲が流れてきたから大爆笑

それはもう楽しかったです(^-^)また乗りたい♪
谷底に向かって滑り落ちるといった表現がピッタリかも?
こんなに急なんですものスリル満点!
そして谷底に降りて何をしたのかと言うと・・・
森林浴+昔の炭鉱時代の歴史学習、いろいろな展示物がありました
遊歩道を進む中で足を止めて見上げると
深い森林の上からキラキラと陽が差し込んでとっても緑が美しい~
右の道を選んでしまうと長距離コースになるので左に進み
今度は谷底から山に登って帰ります
もちろん登山ではなくロープウェイを利用
シィーニック・ケーブルウェイはジャスミン渓谷を545m昇り降りする
84人乗りの大型ロープウェイ
ちょうどトロッコ列車で降りた同じ谷を昇っていくのですが
上から景色を写すとこんな感じ
ケーブルウェイガイドの男性は映画クロコダイルダンディーの主役に似ていたな
(名前を思い出せません・・・)
到着駅の売店でお土産を物色したもののコレって決め手がなく断念
そのScenic World Top Stationから少し走って次はEaglehawk Lookoutへ
ここからの景色はうーん、いまいちだったような・・・
でも、次に行ったKings Tableからの眺めは圧巻でした!
テーブルのような白い一枚岩がせり出していて、ブルーマウンテン国立公園を一望できる場所
エコー・ポイントからかなり走りメイン道路から入った細い道の突き当たり
ガイドブックにも載らず他のツアーのコースには入っていない隠れ名所なんですって!
高いところが大好きでスリルも楽しみたい私にはピッタリ(苦笑)
崖の端っこまで進んで撮影していると・・・彼が呼び戻すから「どうしたの?」って私
「危ないでしょ!後ろから人が近寄ってたのに全然気付いてなかったよ」
「もしその人が躓いたりして当たったら前に押し出されて一気に谷底だよ!死んじゃうよ!」
「★★★」そりゃ確かに自分に自信があっても「まさか?」の展開は嫌いやイヤ
心配させてごめんなさい・・・以後気をつけます(--;)反省しきり
ところで中央のメタボ体形で右方面を指差しているのはマイクさん
<ジャックさんツアー>のドライバー兼ツアーガイド兼会計係
流暢な日本語を使うだけでなくユーモアがありサービス精神旺盛な明るく楽しい人
日本の旅行会社が主催するオプショナルツアーとは違って
さすが現地情報が強いなーと感心しました
実は明日のワイナリーツアーも<ジャックさん>に申し込んだものの
参加人員が足りないからダメでした
この動物園には行きませんでしたが、コアラが抱っこできて中でバーベキューランチも食べれるそうです
ガイドブックに載っているタロンガZOOより小規模なのかも知れませんが・・・
そしてバスは一路シドニー市内へと戻りツアー終了
シドニータワーの近くでバスから降ろしてもらい
遅いランチを摂るためにデパ地下のフードコートに入りました
とにかく広くて座席数も多く近くのビジネスマンだけでなく買い物客他で大賑わい
ここには各国のファストフードが集まっていているといっても過言ではない?
「どれにする?」「どれも食べたい」・・・
選ぶのに時間がかかりましたが食べたのはコレ
アボカドとチキンのサラダ&ローストビーフのシーザーサラダ
そしてトルコ料理のドネルケバブ&ライス(これはチョイスを間違えちゃった)
サラダは大盛りで具もタップリ味付けも特に気になる点はなかったけれど・・・
ドルネケバブは<屑肉を固まりにし回転させながら焼いたものを削ぎ切りしている>
いかにも合成肉って感じで匂いも食感も独特(><)
参考写真ではカラフルで美味しそう~だったからオーダーしたのに
出来上がると単なる肉載せごはん?
かかっているのはウスターソースと照り焼きソースをミックスした味
とにかくギトギトこってりで私には厳しい味でした(涙)
ランチ後にウールワースで見つけたジャンボマッシュルーム(半端ないサイズ)
その後は体調が完全に戻らず耳の痛みが気になる彼に付き添って病院へ・・・
2009年4月23日 @ 12:55 午後
ブルーマウンテン、懐かしいです♪私もこのトロッコ列車乗りました!10年くらい前だったので、もっと古かった覚えです。高所恐怖症なので、スリル満点でした。シドニーの写真、とっても素敵ですね。アヌークさんの言うとおり、10年前よりも建物などが新しくなってる気がします。おいしい料理と異国の景色などなどで、素敵な旅の思い出ができましたね。
2009年4月24日 @ 1:38 午前
》アッシュさんトロッコ列車に乗ったことがあるんですね? 最初は子どもじみた感じがして乗る気がなかったのだけど・・・実際にはスリル満点で楽しかったです(^-^;)街と食と人を楽しめたシドニー旅行、いつまでも良い思い出として心に残ることでしょう~♪